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国立公園のガイド資格について

カナダの国立公園、および州立公園内でガイド業を行うためには、様々な資格が必要です。ハイキングから本格的な登山までの商業ガイディングに対して、その行動別に必要な資格が分かれています。ヤムナスカではお客様に安全で快適な山旅をお約束するため、公園局が指定する最低限の資格以上のものをガイドに要求し、ガイドの育成にも力を入れています。

ACMG ガイド資格

ACMG
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カナダ山岳ガイド連盟が認定する資格です。アシスタントガイドになるためにも、複数年のリーダーとしての山の経験と80時間(2週間)の救急法の資格が必要となり、経験を積んだ上、試験を受けるための書類選考を受けます。書類選考に通過したあとは、ACMGマウンテンガイド(=国際山岳ガイド)を試験官としたコースを受講します。

ガイド資格は、ロックジム・インストラクター、フル・ハイキングガイド(旧称:バックパッキングガイド)、ロッククライミング、スキー、アルパインガイドと分類され、どれもが特殊性を持ったガイド資格となります。


RMAM 野外救急法

RMAM
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講習は80時間(2週間)におよび、バックカントリー(山中)で必要とされる野外救急法を取得します。この資格は3年ごとに再試験が必要となり、常に最先端の知識を習得することが求められます。

国立公園による日帰りトレイルガイドの規約は、簡単な救急法である2日間コース(Standard First Aid Level C)を最低限の資格基準としていますが、当社では、車両アクセスの無い山の中で仕事をするには、不十分な資格と考えています。もちろん、資格だけでは使い物になりません、プロガイドになるにはスキーパトロールなどの実地経験があることが望ましいです。


IGA 自然解説員

IGA
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1997年に発足したインタープリティブ・ガイド資格は、バンフ国立公園局の後押しで始まりました。目的は公園における歴史、動植物の生態系、国立公園のマネージメントなどを、公園利用者へ正確に伝えることです。当社のハイキングガイドもこの資格を持っています。ただし、ACMGのように安全知識や登山技術を重視していないため、この資格だけでは日帰り以上のガイドすることは不十分と考えています。当社ではIGA(旧MPHIA)を自然観察員及び観光ガイドの資格として認知しています。


CAA 雪崩講習

CAA

CAC
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当社の国際およびスキー、アルパインガイドはカナダ雪崩協会(CAA)の発行する職業資格CAA-Level2を所持しています。また、冬期のスノーシューガイドには、AC(Avalanche Canada - Canadian Avalanche Centre)主催のAST1と呼ばれる雪崩講習受講が必須資格となっています。たとえ夏のハイキングガイドとはいえ、初夏の残雪期をガイドすることもあるため、雪崩の危険がないとは言えません。当社のフル・ハイキングガイド全員が、このAST1の取得を必須としています。