標高3544m。レイクルイーズ・エリアでの最高峰であるマウント・テンプルの山頂を目指しましょう! 北壁に巨大な氷河を抱いた険しい山容から、非常に難易度の高い山と思われがちですが、南側からアクセスするノーマルルートでは、高度なクライミング技術は必要ありません。体力に自信のある方であれば、1日の日帰り登山が可能となります。
カナダでは11,000フィート(約3352m)以上の標高のある山に登頂したクライマーは、『イレブン・サウザンダー』と称されますが、このテンピークスももちろんその一つ。初登頂は1894年に遡ります。
険しくも重厚に聳えるテンピークスの山容は、レイクルイーズ・ビレッジのあるサムソンモールからの眺めが特に素晴らしく、いつか登ってみたいと思っていた方も多いのではないでしょうか?
マウント・テンプルは非常にレベルの高い山と思われがちですが、体力のある中級以上のハイカーであれば、十分に登れる山です。南側のルートはルート選択が難しくはありますが、ガイドが最善のルートを選択しますので、安心してください。往復10時間から12時間がコースタイムとなります。
早朝、観光で有名なモレーンレイク湖畔を出発。テンピークスの眺めが素晴らしいラーチバレーを抜け、徐々に標高を上げていきます。センチネルパスからは本格的な登山の開始。岩場や雪渓を登りながら稜線まで出れば一気に視界が開け、山頂では言葉で言い表せないほどの大パノラマが待っています。テンピークスどころかサウザンド(1000)ピークスが広がる壮大な景色を期待してください。
登山に必要なヘルメット、クランポン(アイゼン)、アイスアックス、ハーネスは、ツアーに含まれています。もちろん、まったく道具を使ったことのない人でもご安心ください。