極北のホワイトホースより、ユーコンの秋をお届けします。今年のユーコンは大盛況でした。皆様さまざまなツアーに参加され、赤や黄色に染まるユーコンの地を楽しまれたようでしたが、その中でも最も過酷でワイルドなバックパッキング・ツアーの様子をお伝えします。
クルアニ国立公園は、約2万2千平方キロメーター(最大の県岩手で1万5千平方キロ、北海道は7万7千平方キロ)の広大な面積の内、たった18%(7%が森林、11%がツンドラ)の面積にしか植生がなく、そのほかは全て森林限界上とほとんどが氷河!という場所なのです。つまり、バンフ国立公園(岡山県と同じくらい)がすっぽり植生のない場所として、収まってしまうんですよー。でかい!
ユーコンの大・大・大のリピーターである大塚様、島袋様、今尾様、大城様の4名様と一緒に、カナダ7大トレイルの一つである、クルアニ国立公園、カスカウォルシュ グレーシャー トレイル・バックパッキングの旅へ行ってきました!実はこの4名様、カスカウォルシュ グレーシャー トレイルを歩くのが二回目でして、大塚様はグレート・セブン・トレイルズで日本人初の7大トレイル達成者でもあります。