大人気ツアーであるエスプラナーデ・トラックの完全版。まさに夢の企画が実現しました。エスプラナーデ・トラックよりもさらに多い、全4つの山小屋を縦走し、エスプラナーデ山脈を南北に完全制覇する壮大な旅です。
エスプラナーデ山脈の南北に3つある小屋(サンライズ小屋、メドウ小屋、ビスタ小屋)から、さらに北のセンチュリーロッジまで足を伸ばす、完全縦走の旅。カナダを代表するリッジ・ウォークへの挑戦です。
バンフから西へ2時間半。ロッキー山群の峠を越えると、コロンビア山群は姿を現します。国立公園システムによって厳しく開発が制限されているロッキーと比べ、コロンビア山群は比較的開発に対する姿勢が緩やかなので、ヘリコプターの使用、山中にある山小屋の建設が可能な環境があります。
エスプラナーデの山域は、ヘリコプターでしか入山することができません。そのため、縦走コースでは別の小屋に入ったグループとすれ違うのみであり、他の一般ハイカーと出会うことはありません。つまり、見渡す限りの山域全体を小屋のゲストのみで独占できるのです。
入山はヘリコプターを使用、その際全ての小屋にヘリが立ち寄り、必要な荷物を降ろします。つまり、縦走中は日帰りハイキングのような最小限の荷物で縦走し、小屋到着時に降ろした荷物を受け取ることが可能なのです!
すべての小屋は最大12名のグループで完全貸し切りとなり、基本はガイド2名と専属のシェフが縦走に帯同します。小屋のサウナで汗を流した後は、シェフの料理をじっくり味わい、ワインで乾杯。そんな贅沢な1日がここにはあります。最後まで同じチームで過ごすグループ山行は、日本の山小屋縦走では決して感じることのできないものとなるでしょう。
カナディアンロッキーの山々は険しい山容のため、ハイキングで山頂を踏める山は多くはありません。しかし、このコースではエスラナーデ最高峰のカポーラ・マウンテン(2650m)を始め、いくつかのピークに登頂するチャンスがあります。山頂からの360度の大パノラマを満喫しましょう!
エスプラナーデの山域はヘリコプターでしか入山することができないため、人に荒らされることのないピュアな自然が保護されています。山域はトレイルの整備されてない場所も多く、広々とした尾根を好きなように歩くことが可能。咲き誇る高山植物を踏みながら歩く経験は、他のエリアではなかなか体験することはできません。